夕方、俺は里亜をおぶるはめになった。



手をつないでるのに、寝ようとするのだから仕方ない。




里亜の長い髪が、俺の頬にあたる。


いい匂いがした。




ったく。



どうせ、また寝不足なんだろ?




『朗慈がいないと、よく眠れないの!』



里亜は、そう言ってよく
夜中に、俺の部屋の窓をたたく




仕方ない。




今日も、泊まらせてやるしかない・・・・・・




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