「よっ…宜しくお願いします。
桜井です…。」


僕は、恥ずかしくて、彼女の顔が見れなかったんだ。


赤い顔してるかもしれない…。


まるで、僕が僕じゃないみたいだ…。


「桜井君、大島さん来たばかりで教科書無いから、暫く見せてあげて?」


「はっ…はい。」


「ごめんね?桜井君。」


「いいよ…。」