「花梨、お腹空いただろ?何か食べるか?」


その問い掛けに、言葉無く左右に首を振る。


「何か食べないと、体に悪いよ?
もう三日食べてないだろう?」


髪を撫でる。


僕が何かをする度に怯えた顔をする様になった。



~~~~♪♪♪



花梨の電話か?


ディスプレイを見ると自宅からだった。

僕は、携帯を取って開くと同時に二つにへし折った。


こんな物いらない。

もう、邪魔をしないでくれ。