「んー…いいお天気ですわ」


春の香りが色々なところからしますね。


あ、そうですわ!!

あの公園に行ってみましょう。




「やっぱりここの花壇、綺麗ですわー」


うっとりと眺めていると、急に背後で声がした。


「お姉ーさん、何してんの?」


振り返ると二人の男が立っていた。


「お、美人じゃん!!ん?どっかで見たことあるよーな…?」


「お散歩中ですので、失礼します」


立ち去ろうとすると、すぐに腕を捕まれた。


「まあ待ちなよ、俺らと遊びぼーぜ?」


ニヤリと嫌な笑顔を見せる。