Fortune ─RYO STORY─




それから俺はバイトは辞めなかった


このバイト先は好きだし

給料で自分のものぐらいは自分で
何とかしたいと思ったから…


それに裕介とも仲良くなって
遊ぶようになったし



「そういえばお前
あの彼女とはどうなってんの?」



「………」



「シカトすんなよっ」



「今考えてんの」



「もう前の好きな子のことは
ふっ切れたんだろ?
もうなんの問題もないじゃん」