Fortune ─RYO STORY─




「本当は家族で親戚の家に
行くんだったんだけど

俺は別に行かなくてもいいし

だからお前にやるよ」



俊也が俺に渡してきた紙は


往復の新幹線のチケット



それは千歩が引っ越しした
ところまでのものだった…



「これは悪いって…」