小さな願い

「亮……今はちょっと…」




守山くんも戸惑っているみたい



「あー今日良い天気だな!あはは」



亮くんはワザとらしい言い訳をする



「何??気になる、教えて」



「何もないよ!ねぇ、亮!」



梨佳がさらにフォローをする




あきらかに、怪しい………





「亜衣に言えないこと??言いたくないなら、別に聞かないから…」











「いや、そういうことじゃないんだけど…守山、どうするんだよ!?」



言い訳がない梨佳は守山くんに助けを求めた




このやり取りを見て、亜衣は一気にテンションが下がる











「ごめん…もう午後の部始まるから、亜衣放送なの…だから、行くね」



この場に居ても気まずいだけだから、亜衣は理由をつけて、その場を離れた