小さな願い

「あれ??ここどこ?」




起きたときは何かベンチらしきモノに座っていた




「桜井がいきなり倒れたから、俺がここまで運んだ」




「あ、そっか…」




「貧血だったらしい、どっかのおばさんが言ってた」




「どっかのおばさん!?ぷっ」



「お前、何笑ってんだよ!悪いかよ!!//」


「ごめん、なんか想像しちゃって!!」


おばさんと守山くんが話しているところを想像したらおかしくって…w




「それより、お前、具合が悪いなら言えよな!」





そっか、亜衣は貧血で倒れたんだ…



「あのね…?亜衣、てっきりドキドキしすぎて、気持ちわるくなったのかと思ってた…」




「///…バカ!そんなこと言うなよ!」




守山くんの顔が赤に染まっていた…



今ころになって自分の大胆発言に気付いた



「///」





「って、お前も照れるな!!本当にバカだなw」