小さな願い

そこに、守山くんが立っていた



「守山が亜衣に話あるって!じゃあ、あたしはこれで」



梨佳はその場を去ろうとした



大泣きしてるのに、守山くんが来るなんて恥ずかしいよ…





亜衣は立ちさろうとする梨佳の腕を掴んだ、

「きちんと話しな」

掴んだ腕は簡単にすり抜けてしまった





梨佳は何かを守山くんに耳打ちをした



そして…、



守山くんがこっちへやってきた


梨佳が座っていた椅子に腰かけた




緊張する…

向かい合う顔がちかい…、なぜか、赤面になった顔を手で押さえた




「ごめんな、先の話聞いちまった…」



「ぅうん…」



気まずい沈黙に心臓の鼓動だけが聞こえる