夜――


あまりの頭の痛みに耐えられずリビングに降りてった。


「母さん…ちょっと頭痛いんだけど…薬有る?」


「有るよーちょっと待って…――」


「サンキュー…」


「そう言えば…!アンタ、愛花とケンカしたのー?」


「何で?」


ゴクリ――と薬を飲み込みながら耳を傾けた。