愛花と付き合い始めてから1ヶ月が経った。


俺は、この時から少しずつ体に異変が起きていたのに気づかなかった。



頭痛が続いてたもののすぐに直る、そう信じて疑わなかった。






神様――


俺は愛花を守るって約束したのに――


あなたはその願いを聞いてはくれなかった。




運命の歯車は…別れに廻り始めていた。





病は俺の体を少しずつ蝕んでいた。