あたしと柘気は 日斗出さんが出ていっても 口をポカンと開けて 何が起こっていたか 分からない状態。 「亜美」 「はいぃ!!」 怒られると思って 目をギュッと閉じる。 ギュッ… 「え」 「心配したんだぞ…?」 髪が少し濡れている。 走って探してたの?