とか思ってたらハガネくんが廊下を曲がっていったのを見てあたしも曲がった瞬間、 ハガネくんが立ってるのに気付かないでそのまま走っていた勢いでぶつかってしまった。 てかぶつかってもビクともしないよこの人…スゴ。 「十夜さん、連れてきましたよ…」 「よろしい、よろしい」 って…十夜くんが柘気のこと連れて来いって頼んだの!? あたしはハガネくんの後ろから顔だけをだして 十夜くんを睨み付けた。 「あれ!?なんで亜美がいんだよっ」 「居ちゃイケないんですか?」