「僕も慰めてください!!」




そう言ってあたしと柘気を勢いよく抱き締めてきたせいでベッドに座っていたあたしと柘気は三人でベッドに倒れ込んだ。





てか誰この男の子…。
なんで泣いてんの?





「おいおい…なんでそんなに泣いてんの?」





「十夜さんが…ぼ、僕を何百回も蹴ってきたんですぅ―」





そう言っている男の子を見ると顔や手、服などがボロボロになっているのがわかった。





可哀想に…
十夜くんって本当はめちゃくちゃ怖いんだな…。