「亜美…最近なにも食べてないけど…大丈夫?」





心配そうにあたしの顔を覗き込んできた柘気。
あたしはハッとして手をブンブン振る。





「大丈夫だよっ!!
心配しないで…」





あたしが笑って言うと柘気の顔はもっと心配そうな表情を浮かべてあたしの頭を優しく撫でる。





「無理に笑うなよ…」





「無理なんかしてないよ」





「じゃあなんで声がそんなに震えてるんだ?」