「今から狼に食われるんだから亜美のあま〜い声を聞かせてね?」 そう言って瞳を怪しく輝かせてあたしの首筋にキスをしてきた。 「ちょっ…やめてよ…」 「なんで?」 あたしが『やめて』って言ってるのにもかかわらず十夜くんはあたしの服に上に上げてきた。 「亜美は綺麗だね…」 「ななな、なに言ってんのよ!!!!やめてっ、離して!! あんたには彩未様がいるじゃない!!」