あたしの体力ももう限界…
だけど力を抜いたら布団を十夜くんにとられちゃうから頑張らないと…!!





あたしは必死に引っ張ってたけど男の人と女の人の力は全く違うもので…
十夜くんは全く本気を出していなかったみたい…





「おら!!!!」





「え!?」





十夜くんはおもいっきり布団を引っ張ってきた。
そのついでにあたしも引っ張られて十夜くんの胸の中に飛び込んでしまった。





ひゃあぁぁ!!!!
心臓破裂しちゃうよぉ!!
は…離れないと…





「ご…めんなさい…」





あたしは十夜くんから離れようとしたけど十夜くんはそんなこと許してくれなかった。