「早く離れて☆」





「絶対にイヤです!!」





あたしは今被っていた布団を十夜くんに剥ぎ取られそうになってしまったので布団を取られないように引っ張っているところです。





「離さないと…キスしたこと柘気に言うよぉ!!」





「そんなこと言っても柘気はあたしを信じてくれますよぉ!!」





「そんなわけねぇ!!」





「ありますっ!!」





こんなやり取りを続けながらもう10分もたっている。