あたしは目をギュッと瞑って考えた。 そしてでた言葉… 「頑張ってください!」 「へ?」 「亜美ちゃんは絶対柘気様のことが大好きです!!」 なに言ってるの? なんで頑張ってなんて言ってるのよ… 柘気様と亜美ちゃんが結婚することを何より羨ましく思っていたのに… でもあたしは自分の気持ちを今は伝えられない。 柘気様はポカンとした表情であたしを見る柘気様は鼻でフッと笑ってくれた。 そしてあたしの頭を二回ぐらい優しく叩く。 「ありがとう…俺頑張ってみるよ…」