「大丈夫か?」





ドキッ





こ…の声は…





「柘気がよなかった?」





あぁやっぱり十夜くんだ…
なんかあたし十夜くんの笑顔を見てホッとしてる。





なんでだろ?
心もなんとなくぽかぽかした感じなんだけど…





「別にどっちでもいい…」




「そっか…
柘気は大事をとって2日入院だってさ」





そうなんだ…
てか十夜くんの顔…





「十夜くん…」





「なに?」





「近いです…」