「十夜さんっ!! 何をなさるんですか…」 「あのじじぃの手紙なんか見たくねぇよ」 「そう…ですか……ですが」 ハガネは何かを言いかけたがその言葉を必死で飲み込み言わないで部屋を出ていった。 なんだ? さっき言いかけた言葉… その時はハガネの言葉なんて気にしていなかった。