「バイバイ…」





十夜くんの震える小さな声が頭に響いた。





ドンッ





部屋に響きわたる銃声の音





床に真っ赤な血が一つ一つ落ちていく。





「十夜っ!!!!」





扉の向こうでした柘気の怒りが混ざった声。





「柘…気?」





柘気の手には
煙がてている銃。