「頭が痛いんです… 十夜くんの言った言葉が自分の頭の中で何度も何度も走馬灯のように駆け巡るんですっ!!」 頭が割れる… なんなのこの痛みは… 苦しい… あたしは自分がおかしくなって立て膝をついて頭を抱えた。 「十夜くんを思う度に頭が痛くなるの… 胸が張り裂けそうになるっ 苦しいの… 言葉に言えないぐらいに苦しいのよっ!!!!」