「ぃてぇ…」





胸が焼ける。
締め付けられる。





苦しい以上に
悲しさが込み上げてくる…




胸をグッと掴むとなぜか亜美の笑顔が浮かんできた。




俺は亜美の口を押さえた手をジッと見てから





キスをした。





自分の手にじゃなくて
亜美の口を押さえた自分の手のひらに…