狼王子に監禁されて





これって…
なんか…





「お前を喰おうとしたら
今から喰うけどいいの?
こんな俺にしたんだから
亜美がどれだけ泣いてもやめないよ?」





そう言うと
十夜くんはあたしの
首筋に唇わ近づけて
吸うようにキスしてきた。




「いた…」





体がピクッと動いてしまう。





あたしの首筋に
十夜くんの吐息が
あたってて
ドキドキする。