「はぁ、はぁ・・・」 全速力で走ってしまった。 もう歳かな・・・。 息を整え、社長室をノックした。 「・・・・・」 あれ?一樹いないのかな? どうしよ・・。 社長室の前をうろうろしていると。 「どうかなさいましたか?」 「あっ」 声をかけてくれたのは・・一樹の秘書さん。 「社長に報告がありまして・・」 「そうですか。どうぞ入ってお待ち下さい」 優しく笑い、鍵を開けてくれた。 優しい人。 この人が・・毎日一樹といるんだ。