「愛香ちゃん、お疲れ様」 教室が終わって、片付けをしていた。 「立花さんも…お疲れ様でした」 なんとか成功して、みんな笑顔で帰っていった。 カラフルなお菓子の家を持って。 「愛香ちゃん?」 「あっ…ごめんなさいっ」 ほっとしたからか、涙が流れてくる。 「いいよ、泣いて」 ポンポンと頭を撫でてくれる。 クルッと立花さんが背を向けた。 「俺も…見ないから。気が済むまで泣いたらいい」 立花さんの言葉に、涙腺が壊れた。