それぞれのテーブルをぐるぐる回っていると。 「みんな、ちゃんと出来てますか?」 立花さんが姿を現した。 「立花せんせー、みてみて」 「どれ?」 その子のところへ行こうとしたとき、私に向かって指で小さくマルを作った。 そのサインに、私は口パクでお礼を言った。 間に合ったんだ…立花さん、本当にありがとうございます。 ぐるっと回りを見て、呼びかけた。 「それじゃあ、皆さん。最後に屋根を作りましょう」 ここからが頑張り所。 みんなが笑顔になればいいな……。