「・・・なん・・で?」 目の前には、ありえない光景。 段ボールを開けた手はピタッと止まり、呆然とする。 「愛香ちゃん、どうした?」 立花さんが、私の後ろから段ボールを覗きこむ。 私は急いで段ボールの中を全部テーブルに並べた。 「全部だ・・・」 開けた段ボールは、お菓子の家の屋根のパーツが入ってる・・はず。 なのに、中に入ってるのは・・・大きく割れたクッキー。 きっと、屋根形のクッキーが割れたもの・・。