「一樹~」 実は、一樹と全然会えてない。 昔コンテストが近いときは、1人で帰ってたっけ。 でも、もう限界。 一樹に会いたくて・・私は一樹の家に来た。 深夜でもいいから、一樹の部屋で待ってやる! 一樹ママたちも、心よく了承してくれて。 ベットでごろごろしながら、一樹の帰りを待った。 微かに一樹の匂いがする。 「会いたい・・・」 早く帰ってきて。 そう思っても、睡魔には勝てなくて。 私はゆっくり目を閉じた。