デスゲーム

目の前で一番の…大切な…大好きな人が苦しんでる。しかもそれは私によって。

これ以上残酷な光景は絶対にない。それに私は…殺そうとしているのだから。


「く……かっ…」

「まだ苦しむの?じゃあねえ……これでおしまいね」


首を傾げ、ケタケタ笑う自分が信じられない。ギリ…ギリリと力を逃がさないようにして……


優菜の喉仏に二つの親指がかかった。


「あはははは♪貴様にも刻んでやる。…ねぇ、死は怖い?……私は楽しいと思うけどぉ!!」


もう私の手首を掴む握力もないに等しくなってきた。口は力なく小刻みを続ける。

いやだ、死なないで優菜。…動け…動いてよ!!私の手でしょ!?

死なせない。私が守ってみせるから。一番理解してくれて……私を愛してくれた……唯一無二の人だから!!

まだまだ思い出作って…笑い合って……この先も一番の親友で……いたいから…レインになんか殺させない!!





優菜…優菜ぁ――っ!!




優菜の…笑顔がうかんだ。