デスゲーム

そう思った時…時間が再び流れ始めた。すぐさま私は頭を抑える。


「ぅ…う…」

「どうしたの栞……栞!!」


優菜が肩をゆすってくるけど…かまっていられない。マズイ、レインの事だから……悪い事だ。


「聞こえる?ねえ…ねえ。どうしたら…」

「頭が…はぁ…くっ、ぐぐ。…どいて!」


両手で優菜を押し退ける。あれ?私…今手を動かしてないのに勝手に。


「あなたの…あんたのせいで私はこれ以上ないくらい傷ついた!!」


驚き、立ち尽くす優菜に追い打ちをかけるように動いた口。まただ…私の意思じゃない。

なんで?まさか私…レインに操つられてる!?


「栞…どう…して…」

「お前のせいだ。お前さえいなかったら良かったんだ。そうやって優しい言葉だけ言う偽善者がっ」


やめて…レインやめて!優菜を傷つけ…壊さないで。私を壊していいから、優菜の心を壊さないで!!




『ギャハ☆NOだナァ。こっちの方が面白エ』



頭の痛みはもう治った。けど自分の意思で体を動かせない。優菜…どうすれば。