デスゲーム

耳元で囁かれた声に過剰に反応してしまい、恥ずかしい声を上げてしまった。

そして…驚いて派手に後ろに転んだ。

私の前には…特別な人が。


「はゎ…はわわ…」

「予想以上の反応だな。お前やっぱ天さー…パン…ッ…見えてっぞ」


ハッと我に返りスカートを抑えるものの……見られちゃった。黒崎さんは視線を反らしてくれてるけどどうしよう、顔若干赤いよぉ。


でも私の方が絶対赤い。真っ赤になってる。色々ありすぎて直視できない。どうしよぉ。


「悪い。ここまでとはな。もうしねえから泣くのやめてくれ」

「ほんと?」

「マジだって。ほら、立って」


涙まで出てきちゃった。差し出された手をとると難なく立ち上がれた。


「まさかメールでも実際の口調と同じとはな」

「ち…違うよ。あれは花梨ちゃんが…」

「だろうな。で、何か用か?」


………あれ?言葉がでてこない。何喋ったらいいの?

色々考えてたはずなのに…話題が思い浮かばない。

話したいのに…もっと声を聞きたいのに。何話せばいいの?