デスゲーム

「栞ちゃんも?じゃあお互い頑張ろっ。…大丈夫、あなた思ってる以上に可愛いから」


そこまで言うと優菜は黒板の方へ向いた。もうすぐ授業が始まるのに隣の黒崎さんばかりが気になる。

私…可愛いのかな?でも優菜は嘘つかないし。……フフッ、とっても嬉しいな。



……
………




―放課後―

「…結局昼休みにも移動教室の合間にも渡せなかったよ…。どうしよう?」


黒崎さん、休み時間は寝てるし、昼休みは本読んでたし…邪魔しちゃまずいよね。

どうしても話す勇気が出せないよ。モジモジしてたらすぐどこか行っちゃうから手短にしないと。


「あれ?小春一人か?如月と黒崎はどうした?」

「白石さん…。分からない。授業終わったらすぐにいなくなっちゃって」


隣のクラスから白石さんが来て、いつも一緒に帰ってるけど……今日は二人共いない。

荷物はまだあるから校内にいるはずだと思うけど。


「待つか探すか…どっち?」

「私…探してくる。戻ってきたらメールして」