デスゲーム

「あんた尖りすぎ。栞ちゃん何?私でよければ聞いてあげるよ?」

「いいのいいの。…本当になんでもないから」


優菜は優しいな。以前から、私の気持ちが分かるかのように気遣ってくれる。でもこれは自分でしたい。今日はクリスマスだし、勇気を出してマフラー渡したい。


「ねぇ、優菜は…今日の…プレゼント用意…してるの?」


黒崎さんには聞こえないように、口に手を当てて小声で。すると私の首に腕を回しぐいッと顔を近寄せてきた。


「…ぅん。…一応あるのはある。私特別な人にしかプレゼントしないから…絶対に内緒ね」


顔が赤い。こんなに照れてる優菜見るのは初めてかも。


「で、栞ちゃんは?私の聞いて嫌だとは言わせないよ?」


だから言ったのか。それが狙いだったのね。


「わ…私も……あるんだ。特別な……人に」


赤くなってるのが自分でも分かる。もうドキドキしてる。

でも優菜って誰に渡すんだろう?クラスでも優菜のファン多いから検討つかないなぁ。