デスゲーム

「ギャハ☆内部の声聞きたくナイか?そラ」

「――ぁの時の私とは違う!あの人のおかげで変わったんです」


レインが指を振った瞬間内部の声が聞こえてきた。あいつの事だ、どうせ俺の声は届かないんだろうな。

ケラケラ笑うレインに少しイラついたが、今は向こうの会話が聞きたい。


「泣き虫で、俺との『デスゲーム』中びーびー泣き続けてたお前に何ができる?ここで俺のために消えろ」


そう言い放つ神崎を今すぐ負かしてやりたい。くそっ、俺があそこにいればどれだけ良かったか。


「泣き虫でも…もう恐怖では泣きません。知ってますか?人は好きな人ができれば強くなるんですよ」


スッと俺を見据えてきた雫。その瞳に曇りはなく、好きな人ってのは俺の事だとすぐに分かった。


「あの人は…隼人君は私の最愛の人。傷つけたくないし、辛い思いもさせたくない。

だから…神崎君には負けない。隼人君からもらった強さで勝ってみせます」