デスゲーム

「どういう意味です?はっきり教えてください」

「まあ待て。神崎に柊、貴様らテーブルの前に立て」


ゆっくりと二人はテーブルの前に移動する。俺は雫の手を一度ギュッと握った後で離した。

雫は不安そうな表情をしていたが、最後に俺を見ると強いまなざしで頷いた。


「ケケッ♪配置に着いたナ。よっと」


レインが指を振るが何も起こらない。後方にいる俺だけ分かってないのか?


「レイン何も起こ……何だ…これ…。雫!おい、返事しろ!!」


中央にいる雫に近付こうとした時だった。俺の行く手を……見えない透明の壁が遮った。

その壁をドンドン叩くが、気付いてくれない。やがて辺りを見渡した雫が俺を見て異変を感じ、駆け寄ってきた。


「…ー…ー…」

「何だこの壁…。雫聞こえるか!?」


雫も向こう側から壁を叩き、声も出してるはずだ。なのに聞こえないし、衝撃も伝わってこない。

俺達が…完全に遮断された!?