デスゲーム

「同じ答え…か。こういうのっていいな」


雫は一度だけ俺と視線を合わせた後、恥かしそうにまた顔を埋めた。


「はい。私今幸せです……だからもう無理はしないで。あなたがいない世界なんて興味ないから」

「そんな事言うなよ。俺は絶対に雫の側に帰ってくるから……必ずだ」


嘘でもいい。俺が死んでも雫は精一杯生きて欲しい。今は安心させたい。

映画の影響かな。こうやって一緒に寝てるのも、俺の最後までどこにも行って欲しくないから…。


「ありがとう。も…眠い…です…」

「俺はここにいるから…安心しておやすみ」

「ぅん。…ずっと……に…ぃた…よ」


眠ったか。雫の優しさが伝わってくる。小さくて華奢な身体。

それなのにいつも強く見えて、励ましてくれて、どんなに辛い事があっても笑顔をくれる。

大丈夫だよ。もし俺が『デスゲーム』で負けても、君は生きていけるよ。自覚してる以上に、君は強いから……ね。