デスゲーム



………


「雫、こんなのって考えた事あるか?」


ベッドで寄り添い合う雫の隣で上を向いて呟く。


「どうして俺達は出会ったのだろうって。普通ならありえない確率。けど巡り逢えた。…どうしてだと思う?」


雫は俺の腕をギュッと握ってゆっくりと頷いた。何でこんな事聞いてるんだろう?また…俺ような人が現れてくれるように?


「運命って信じます?信じるとしたら、それは簡単に変えれますよね?もし隼人君が私に対して少しでも優しくなかったら、今の私はいなかった。

だから運命とは少し違うと思います」


そうだ、だから運命は信じない。自分の意志で変えれるのだから。

『デスゲーム』だって、もし俺が消極的だったら今頃死んでる。

自分の道は自分で切り開く。神様などに、悪い未来なんて作らせはしない。


「隼人君…一緒に言おう。考えてる事は同じだと思うから」

「「俺(私)達は引き合ってたから」」


大切な人に巡り逢えたこの奇跡。例え『デスゲーム』なんてなくても出会えていた……いや、必ず出会えたはず。

そう信じたい。