デスゲーム

「アア?だったらもう一度付けてみるかぁ柊ィ!?」

「…構いません。隼人君の指輪が壊れないなら私もっ…」


雫の目と口を、俺は塞いだ。そっと少しの間そのままでいると、落ち着きを取り戻し始めた。

レインの怒りを買う前になんとか治まったな。


「少し落ち着いたか?

もういい、もういいから。俺は雫が『デスゲーム』から解放されて満足だから。雫がまた参加なんて嫌だ」

「…ごめんなさい。何でぇ?どうして隼人君だけなの?そんなのおかしいよ…」


溢れる涙を指で拭うと雫の温さと優しさが伝わってくる。俺はもう十分だった。この世界で一人の、大切な、大好きな人を守りきれたから。

雫の頭に軽く手を置いて微笑むと、涙は止まってくれた。


「俺は大丈夫だから。心配しなくていいから。…レイン!俺はどこへも逃げない。最後まで付き合ってやる。『デスゲーム』なんか絶対終わらせるからな」

「ギャハ☆いい覚悟だ。清水ぅ、次の4回戦は12月31日ダア。予定日を早める」