「俺は残る。美鈴に会ったら伝えてくれないか?」
「バーカ。俺はお前の力を貸してほしい。思いが同じならきっと仲間になれる。だから…自分で伝えろ!」
ゴンッ!!
穴目掛けて九条に回し蹴りをすると、そこに近づいた瞬間転送が始まった。そして九条は吸い込まれ、消えていった。
「さてと、後は俺達か。雫行くぞ。…雫?」
「あの…コノハちゃんはどうなるんですか?私達が帰った後、結界を壊されたら襲われますよね?」
「ウチは大丈夫じゃ。それにウチの目的は二人を無事に送る事じゃからの」
結界に手を構えて何か念を送るコノハ。けど雫の言う通りだ。このままだとコノハは…。
前方には既に様々な霊達が結界に張り付き、破壊しようとしていた。
「嫌です!コノハちゃんも一緒に行きましょうよ!?」
「ならん雫。九条含めあと二人が限度。おヌシらで決定じゃ。
…ウチは楽しかったぞ。おヌシらに会えて良かった。……さぁ行け!!」
「行けません!!私の中ではコノハちゃんも仲間です。別れたくありません!」
コノハを離しそうにない雫は涙を浮かべていた。ここで俺達が行くとコノハは絶対に殺られる。どうしたらいい?
「バーカ。俺はお前の力を貸してほしい。思いが同じならきっと仲間になれる。だから…自分で伝えろ!」
ゴンッ!!
穴目掛けて九条に回し蹴りをすると、そこに近づいた瞬間転送が始まった。そして九条は吸い込まれ、消えていった。
「さてと、後は俺達か。雫行くぞ。…雫?」
「あの…コノハちゃんはどうなるんですか?私達が帰った後、結界を壊されたら襲われますよね?」
「ウチは大丈夫じゃ。それにウチの目的は二人を無事に送る事じゃからの」
結界に手を構えて何か念を送るコノハ。けど雫の言う通りだ。このままだとコノハは…。
前方には既に様々な霊達が結界に張り付き、破壊しようとしていた。
「嫌です!コノハちゃんも一緒に行きましょうよ!?」
「ならん雫。九条含めあと二人が限度。おヌシらで決定じゃ。
…ウチは楽しかったぞ。おヌシらに会えて良かった。……さぁ行け!!」
「行けません!!私の中ではコノハちゃんも仲間です。別れたくありません!」
コノハを離しそうにない雫は涙を浮かべていた。ここで俺達が行くとコノハは絶対に殺られる。どうしたらいい?

