デスゲーム

繋がりはできた。目的を思い出したら複雑な気持ちになる。あいつを利用してしまっているような気がして。

全てはあの事件のため。…さっさと理科室へ行くか。



ガラガラ……



「清水!!」

「うお、危ないな」


ドアを開けると川藤が飛んできた。あまりにも強かったのでそのまま廊下へ受け流す。


「おい!危うく廊下とキスするとこだったじゃねえか!」

「知るか、そっちが突っ込んできたんだろが」

「…まあいい、許してやるからあいつらを叩きのめしてくれ」


いつもの連中……え?川藤の指差した方向――教室の中を覗くと見慣れない3人組がいた。


「誰だ?あのトリオ。俺達の集まりじゃないよな?」

「それがさ、いきなり入ってきて『俺達に負けたらこの教室を出て行ってもらう』とか宣言してさ。

今桑原とポーカーしてる。もう後がない時にお前が来てくれて良かったよ」

「今日は大富豪をする予定じゃ?」

「大富豪だと1対1ではカードの種類と枚数が分かってしまうからポーカーに変更されたよ」


なるほどね、つまり俺達の遊び場を奪いにきた訳か。