変なプライド持ってんじゃねえよ。いちいちムカつく。
「九条それ本気で言ってるの?あなたが死ねば私と橘も死んじゃうんだよ?」
「ああ、それはどちらかを清水に選んでもらえ。…あの時みたいに。ま、俺が負けた場合だけどな。
ふぅ、おしゃべりがすぎたな。話に夢中になって墓穴を掘ったようだな」
その時体育館がパァっと明るくなる。暗闇が光によって切り裂かれ、体育館中の電気が点いた。
が、足元の異変と、俺達4人を対角線のように囲む2人に初めて気付かされた。
「氷室に橘じゃったの。飼い主は選んだ方がよいぞ?」
「コノハ、それは置いとけ。今はこの状況を打開する。この匂い…灯油か」
「当たり。宝玉を渡さないと着火するよ?」
九条はそう言いステージから降りて来た。灯油は俺達4人が立っている場所だけ撒かれており、橘の持つライターに運命が掛かっていた。
側にポリタンクがあるところから、どうやら撒いたのは氷室らしい。音も立てずによく暗闇でまけれたもんだ。
「九条それ本気で言ってるの?あなたが死ねば私と橘も死んじゃうんだよ?」
「ああ、それはどちらかを清水に選んでもらえ。…あの時みたいに。ま、俺が負けた場合だけどな。
ふぅ、おしゃべりがすぎたな。話に夢中になって墓穴を掘ったようだな」
その時体育館がパァっと明るくなる。暗闇が光によって切り裂かれ、体育館中の電気が点いた。
が、足元の異変と、俺達4人を対角線のように囲む2人に初めて気付かされた。
「氷室に橘じゃったの。飼い主は選んだ方がよいぞ?」
「コノハ、それは置いとけ。今はこの状況を打開する。この匂い…灯油か」
「当たり。宝玉を渡さないと着火するよ?」
九条はそう言いステージから降りて来た。灯油は俺達4人が立っている場所だけ撒かれており、橘の持つライターに運命が掛かっていた。
側にポリタンクがあるところから、どうやら撒いたのは氷室らしい。音も立てずによく暗闇でまけれたもんだ。

