デスゲーム

「そ、それどういう意味よ!説明して」


ああ、治まりつつあった顔の色がまた桃色に。すぐさま脳をフル回転させるんだ。でないと俺の手首が潰れる。何かキリキリ鳴ってるし。


「違う、お前勘違いしてる。俺が言いたいのは、普段は綺麗だけど近くで見ると可愛いさも混じってきて更に魅力的になるって事だよ」

「……語尾のしまった!的な『あっ』の意味は?」

「こんな言い方じゃ聞き間違えてしまうんじゃないかな?っていう意味だよ」

「ふ~ん……本当?」

「本当だって、俺が嘘をつくとでも?」

「いつでも思いっ切りつきそうな目なんだけど。いいわ、今回は許してあげる」


よし!なんとか凌いだ。俺の手首から万力もどきが離れていく。顔色はまだ赤いがやがて引くだろう。

うん、全てが丸く収まっていく。俺の信用性以外は。


「良かったよ、誤解が解けて。携帯の電話番号教えてくれ。その方が連絡とれるし便利だろ?」

「うん、分かった。はい、私の携帯番号。レアだから川藤君なんかに教えないでよ」

「はいはい分かったよ。俺だって女子の電話番号をあいつに教えるとどうなるかくらい知ってるよ」