デスゲーム

九条の後ろには橘と早川が揃っている。宝玉を取られるのはもう覚悟の上…。だが、


「これが最後の確認だ。九条、お前は本心で沙弥を殺ったのか?」

「…ま、宝玉は確実にもらう。勝者は俺達だ。桜井のようにあっけなく死ねよ」

「沙弥は…お前が殺ったのか?」

「ああ?桜井は負けだ、死んで当然。あんな負け犬に生きる道理はない」

「コノハ、一旦雫を頼む」


コノハに雫を預けると、腰のトンファーに手を掛ける。そして九条との間合いを一気につめて振りかぶった。

ガキンッ!!と、トンファーと九条の持つ木刀がぶつかり合う。向こうは表情一つ変えない。


「何度も言わせるな。ペラペラ批判ばかりしやがって。人形かお前は!?本心で沙弥を殺ったのかって聞いてんだよ!!」

「ああ本心だよ。俺の意思だ。もしかして清水の彼女だった?ごめんね~」

「くっ、ぶっ殺ッ!?」


殺気を感じて、後方に下がり距離をとる。その直後、俺の立っていた地面が壊れて埃が舞った。


「相変わらず感のいい奴だ。寸前で避けるとは。いいぜ、それでこそ清水だ」

「お…前……嘘だろ?」