図書室……非常ベル…。考えてる内に火はどんどん広がり、俺まで苦しくなっていく。
「コノハ帯貸せ」
「…最後にウチの魅力に惚れたのかの?」
「ちげえよ。時間がない、早くしろ」
コノハの帯を借りると、一端を窓の隙間に通す。そしてもう一端を火の元に近づけて火をつける。
すると導火線のように火が帯を伝って窓から出る。俺達は雫を庇いながら図書室の奥に避難した。
「これで水は確保な」
窓ガラスから廊下を見ると、煙に反応したスプリンクラーが水を噴射し始めた。あとは脱出方法か。
ついに一番前の本棚が燃えて、熱気と煙が充満していく。
「…なあ、上がダメなら下はどうだ?」
図書室の前半分では、窓の下はコンクリートの土台が作られていた。本を置くためのな。
だがここは奥で途中からその土台がなく、窓の下は木製の壁だった。
「確かに。これに懸けるか。雫も限界じゃし、少し離れろ」
意識が朦朧としている雫と下がる。汗が滲む。火は進行を止めず、ここまで熱を運んでくる。
「コノハ帯貸せ」
「…最後にウチの魅力に惚れたのかの?」
「ちげえよ。時間がない、早くしろ」
コノハの帯を借りると、一端を窓の隙間に通す。そしてもう一端を火の元に近づけて火をつける。
すると導火線のように火が帯を伝って窓から出る。俺達は雫を庇いながら図書室の奥に避難した。
「これで水は確保な」
窓ガラスから廊下を見ると、煙に反応したスプリンクラーが水を噴射し始めた。あとは脱出方法か。
ついに一番前の本棚が燃えて、熱気と煙が充満していく。
「…なあ、上がダメなら下はどうだ?」
図書室の前半分では、窓の下はコンクリートの土台が作られていた。本を置くためのな。
だがここは奥で途中からその土台がなく、窓の下は木製の壁だった。
「確かに。これに懸けるか。雫も限界じゃし、少し離れろ」
意識が朦朧としている雫と下がる。汗が滲む。火は進行を止めず、ここまで熱を運んでくる。

