デスゲーム

「私の質問は以上。あなたの質問は?」


…どうする?この一つしかできない貴重な問いをどう使う?

答えられる範囲、難しすぎても簡単すぎてもダメ、か。嘘をつかれても困る。だったらこれしかないだろ。


「明日からの休日いつでもいい。俺と食事にでも行かない?」

「はっ…はい?」


うっ、当然の反応だな。予想はできたけど何か空気が重くなっていく気がする。


「答えられる範囲の内容にはできる限り答えてもらうぞ。

この二連休で空いてる時間は少なからずあるはずだ。可能だろ?」


ん?こいつ顔が徐々に赤くなってきてないか。そんなに赤面だと俺まで赤くなる。早く答えろ。


「か、勘違いしないでよ。別に彼氏と彼女の様な関係じゃ…デー…じゃ…ないん…だからね」

「はっきり言え、YesなのかNoなのか。俺まで恥ずかしくなるだろ」


多分俺の顔まで赤い。こんな台詞言ったの人生で初めてだし。なんで小声が更に小さくなるんだよ。

「いいって…」

「え、何て?」

「別にいいって言ってるでしょーー!!」

「おぶ…ぐはあぁ……」

は、腹の溝に痛恨の一撃がぁ。俺の溝が割れた、完全に割れた。