デスゲーム

その後何ら関係のない事で説教を受けた後、ようやく本件に辿り着いた。

今まで図書室の入口で話してしたが、どうやら会話が漏れたらまずいらしく、人がいない隅の方に移動した。


「いい?今から私の質問だけに答えて。小声で話すから聞き逃さないようにして。

……A組に福家悠也君っていたでしょ?彼の事について教えて欲しいの」


ッ!?頭が瞬時に反応した。あの事故に関する情報かもしれない。

図書室に入ってから馬耳東風してきた思考回路に命令を送る。『慎重に言葉を選べ』と。


「教えてやってもいいが、俺にメリットを与えろ。メリットが無い事は嫌いで。

…それに情報は交換するのが筋だろ、委員長さん?」


いつかの委員会で聞いた事のある言葉を繰り出す。委員長自らが発言したんだ、逆らえないだろ。


「いつも寝てるくせに…いいわ。その条件呑んであげる。で、メリットというのは?」

「質問にはいくらでも答えてやる。その代わり俺から一つ質問をするから絶対に答えてもらう。どうだ?」