デスゲーム

「おっはよーう、清水。朝から寝てたら脳みそが蕩けちゃうよ」

「お前はもっとシワを増やせ」


今日は宿題がないから上機嫌だな。蕩けるなんて論理的に考えて有り得ないし。こいつはもっと頭を運動させた方がいいな。


「ところでさ、福家について本当に放置してるんだよな」

「してるよ。何もかも分かりません。頭すっからかんです。

…もう関わるのやめろ。高校生活を無駄にするな」

「分かったよ。俺も捜索してねぇしとっくにやめたよ。この話題はもう本当におしまいな」

「絶対に守れよその約束」


川藤の短い返答を聞いた後眠りに落ちた。もうあいつは関わらないだろう。…そして俺も。


「ねえ、清水君だよね?起きて。聞きたい事があるの」


誰だよ、せっかくウトウトしかけた所なのに。まだHRまで10分ぐらいあるだろ。

くそっ、授業中寝てて色々厄介になったら全部こいつのせいにしてやる。


「んだよ、また川藤か!今度は何の用………え、誰ですか?」


俺の机の前には川藤ではなく、見覚えのない長髪の女子生徒が立っていた。