デスゲーム

「え~、それでは皆さんよいお年を」


数日経過し、今日は終業式。残酷なゲームは冬休みにまで続きそうだ。


「話し長っ…」


話し手を空ろに見て、内容は右から左の耳に受け流す。

『パラサイト・マインド』、『デスライン』としてきて、大切な人を失った。救えなかった人もいた。酷い事もされた。

でも大切な人ができた。守ってやりたい、かけがえのない大切な人が。俺、柊の事意識してるのかな?


「清水もう冬休みだな。予定とかあるのか?」


教室に戻りHRを終えた放課後、川藤が話しかけてきた。もう退院して、検査は異常なかったみたいだ。


「ある…かな。秘密事項だけど」

「はあ?気になるな。…ところでさ、氷室が変なんだよ」


鞄にギッチリ荷物を詰める。最終日までに持って帰ってたら良かった。


「氷室がどうした?」

「それが俺に謝ってきたんだよ。『すまなかった』だけ言い残しただけだけど。他の奴等にも謝りにいってるみたいだし」


嘘だろ?あいつが…。改心したっていう意思表示か?


「だったらお前らも許してやったらどうだ?氷室も反省してるんだから」